ダンス/ムーブメントセラピー

【神戸】日本心理臨床学会閉幕

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神戸で開催された日本心理臨床学会は、本日、92日が最終日でした。

自主シンポジウム、「非言語療法 ダンス/ムーブメントセラピー」は、15回目の今年、ボディ・マインドヘルスセンターの荒川 香代子さんから「児童、思春期のクライエントとの活動と症例報告」を、またスクールカウンセラーとしての支援を行う大阪緑涼高校の淡野登志さんから「セラピストの身体的な共感」を話題提供していただきました。動きと関わりを具体的に思い浮かべながら聞くことが出来て、深く心に残りました。

またサンフランシスコこころのクリニック、梶明子さんの「いじめにあった、発達障害を疑われる生徒とのプレイセラピー」の口頭発表も刺激的で、クライエントさんに寄り添うことで生まれた治療関係の力強さを感じられました。

群馬病院のダンスセラピストでもある、JCATAの神宮京子さんたちの「言葉を越えた費用減の力」では、ダンス/ムーブメントセラピー、ドラマセラピー、アートセラピー、3領域の報告や、鍛冶美幸さんが話題提供された会員企画シンポジウム「アートとしてのスーパーヴィジョン」からも、丁寧な臨床を継続することを教えてもらえました。  

私自身、淡野さんと奈良女子大学の成瀬九美さんと3名で行ったポスター発表「オーセンティック・ムーブメントにおける『マテリアル』の共有からみた身体的共感」で、動きとイメージから身体的共感を形成するプロセスがセラピストのトレーニングとして効力をもつと伝えられました。   この取り組みは今後も継続していきたいです。

投稿者プロフィール

川岸 惠子
川岸 惠子
ボディ・マインド・ヘルスセンター(荒川香代子主宰)にて、 ダンス/ムーブメントセラピートレーニングセミナー修了。日本ダンス・セラピー協会認定ダンスセラピスト。大阪府下の病院や精神科デイケアでグループでのダンスセラピーを担当。 

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